個人レベルでみんなが自給自足するより、街全体で自給自足するのだ。
★人力発電所サバイバル課★(フィクションですが)
自給自足のこの町では家も自給自足だ。
税金が安くなった農地でみんなが自給自足を思う存分楽しめる町。
過去の町は崩壊したが、とある起業家がこの地域を買い取り、貧乏人や希望者へ呼びかけて作られたのがこの町である。
過去の町は崩壊したが、とある起業家がこの地域を買い取り、貧乏人や希望者へ呼びかけて作られたのがこの町である。
何で家を求めるのか。
畑を作りたいからだ。
取れたてのトマトを食べたいから。
取れたてのブロッコリーを食べたいから。
この栄養素の価値がどれほどあるのか、住民達は知っている。
数人の経験者が農業のアドバイザーとして常駐してるし、時々全国有数のアドバイザーがセミナーを開催するためやってくる。
栄養価強化のノウハウを伝えるそのセミナーは全国からの農業自立者や団体が参加する大きなイベントであり、異業種交流セミナーも開催されていた。
通りすがりの移動型高級住宅の旅人も足を止めて、高級野菜に舌鼓を打っていた。
他地域からの自立農民である旅人でこの町へ住み着いた人も多い。
移動型自立農民はトレーラーで近隣の地域へ物産を運び、販売する者もいる。
この町は、自給自足のレベルを超えて、販売可能な物を多数生産している。
加工品を生産する者もいる。
そういった自立農民の起業も可能なのがこの町の魅力なのだ。
これらの野菜や加工品は保存料は使わないので体には良いが、日持ちはしない。
でも取れたその場で、もしくは取れたその日食べるので保存料など必要ない。
そもそも、過疎が進んでからこの町の道路はほとんどがアスファルトではなくなって、飛行自動車で遠方から飛んで買い物に来るというパターンが出来上がっているため、鮮度の問題も無いのだった。
小さな町のその集落は、
空の駅が発展した設備があり、旅人を収容するキャパシティもある。
不動産を持たない移動型住宅在住地としても、話題を集めていった。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51836?page=2
を参考にしました。