山で米がよく炊けてないとか、コーヒーが下界より上手く出来なかったのは気圧のせい。
炊飯器のレビュー見てたら、いくら炊いても旨く炊けないという人と、すごく旨いという人とがいる。
自分は山ではパスタ派、米は下界で炊いてるので米の事は実感無いのだが、
標高500メートルとか1000メートル位で住んでる人は気圧が低いから、その分圧力鍋の逆で、長く加熱する必要があるんじゃないか?
と思ったのだ。
山小屋で米焚きもちょっとやったはずだが、分かってなかった。
よくよく思いだすと、新米の時先輩が山小屋での米焚きの極意を支配人から教えられていた。
沸点が低いので、沸騰はしてても温度は全然上がっていない。
なので、ぐつぐつ湯気が上がってても気にせず火は弱めず、加熱を止めるな、的な事を言ってた様な…
下界から持って行った旨いコーヒー豆を挽いて、飲んだのだが、予想外にマズかった。
お湯がぬるかった感は無かったのだが、
コーヒーにも気圧が関係しているとも聞いた。
それは、毎年来る常駐警備隊の青年の話だった。
その人からもらったコーヒーが自分のコーヒーより旨かったのが信じられなかった。
自分の持ってったコーヒーは下界ではめちゃくちゃ旨かったから。買ったやつだけれど。
山では下界のコンディションでは上手くいかない。
それを分かってて旨く出せるのが山の先輩達なのだった。
普通のレギュラーコーヒーはハズレないのだが、下界でめちゃくちゃ旨い豆は山で挽いたらマズかった。
という事は、豆の状況では気圧で劣化するか、生みたいな味が出てしまうのか…?
粉なら問題なしなのだった。
コーヒー豆の不思議。