ドラマ『コードブルー』感想文。すべては機長の責任

ドラマ『コードブルー』のシリアスな?ヘビーな内容。

医者って大変だなぁ。

前回のドラマでは、救命医が、少しでも早く患者を助けたいので近い所へ着陸してくれ、と言ったため機長は予定とは違う所へ着陸を試みて着陸失敗。
これは誰の責任か?
という事が問われていた。

医者を遊覧飛行の客や観光客とすると、要求された所へ着陸するのも仕事だ。

が、予定されていたにも関わらず手前で着陸する、というのは、そういう契約がなかった限りはその要求を飲む必要はない。

取材などでリアルタイムで着陸地を変更したり、という飛び方もあるだろう。
そういう契約もあるだろう。

でもそういう契約は航空法の範囲外の事とも言える。

機長は、最終的にどんな権威のある人間の言う事にも従わなくて良いのだ。  


逆に、どんな権威ある人の命令であろうと
、その命令に従ったため起こった事故は機長の責任となる。

機長には最終的な責任がかかって来るので、
乗客の無駄話に耳を傾けながらも、フライトを優先させる、無駄話を適当に聞ける能力が必要である、と教科書にも書かれているのだ。

無駄話の最中に緊急事態が発生しても、即座の対処が出来なくてはならない。

なので、予定地より手前で着陸出来ないか?と言われたら、その場で無理なのか無理でないのか決めなきゃ成らない。

返事が出来ないなら、乗客の言った事を無視すれば良い。

というのが機長の対応策だろうが、アメリカ人は無視を嫌うのでそこまで教科書には書かれていない。


乗客の言うことを真に受けているようでは機長の能力が低いと言える。
機長は飛んでる限りコントロールする権限を握っているのだ。法律上は。

でもそれを逆手に取ったのが旅客機を墜落させたあの自殺事故だった。パイロットが軽蔑された時期だった。

ドラマでは救命医が機長に声をかけてはならないルールがある、と言ってた。
そうなのか。
だとすると、それが法的効力があるのか無いのか分からない。
 
が、誰の責任でもない、とはならないと思う。
通常は機長の責任となっている。




旅客機レベルだとCA等を統率する才能まで備えた人でないと機長にはなれない。

なので、親分肌とか面倒見の良い人でない限りエアラインパイロットを目指すのは無駄かもしれない。ずっと副機長で許されるとも思えないので。

それは教官という職業を経てから旅客機パイロットとなるケースが多いため、その時点でハッキリしてくる。


が、小型機、中型機はそこまで人間性は要求されない。
山岳で運用される航空機等は別の飛行技術が要求される。












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