住宅は26年で価値が0となる。
13年だったかな。何が元で26年なのだろう。
高気密高断熱は夏暑いと言う建築家もいる。
高気密高断熱はそもそもシロアリの大好きな環境なのだった。
断熱材を食うシロアリ、コンクリートの真下へ集まって来るシロアリ、
床下だけでなく、屋根までシロアリは登るそうだ。
泥の壁で防波堤を作りながら進むので、毒のある環境でも突き進む。
団体行動なので、兵隊が何匹か毒を食って壁を食い破って死んでも、次の生き残りがゾロゾロと突き進む。
ゾンビみたいだ、というか環境快適化能力が人間の様だ。
獣の様な毛皮のない人間と、白くて光に弱いシロアリ、暖かい所を好み隙間風を嫌う、水は多すぎてもダメ、適度の水を運びながら居住する。
人間と似ている。
密閉を好むと言うのは人それぞれだ。私は密閉が大嫌いだが、密閉好きな人はシロアリみたいだ、と思った。
寒い所より暑い所でシロアリの被害が多いのだが、
乾材シロアリというやつは、寒冷地でも生息するという恐ろしい奴だ。
ふつうのシロアリが土の中で生活して地上の木材や野菜や衣類や本や家具やコンクリート等をかじったり食べて生活してるのに対し、
乾材シロアリは木材の中で生息しているというのだ。
日本にはなかったシロアリで、輸入材から日本へ持ち込まれたそうだ。
手のひらサイズの木片を持っていたらそこから乾材シロアリが孵化する事があるらしい。
なので木製品やおみやげは要注意らしい。
家具なども。
乾材シロアリは燻蒸という方法以外の駆除方法が無いらしく、お金もかかるらしい。
輸入材でも加工された物は燻蒸されないで、検査もされないとか。
燻蒸には、特定の薬剤を用いる。
家丸ごと燻蒸よりは木材の時点で燻蒸した方が効率が良いと思うが、それが行われていない輸入材が多いらしい。
土の中で生息するシロアリに関しては、
コンクリートを置くと、密閉空間が出来てシロアリにとって好都合な環境となるらしい。
なのでベタ基礎を打てばその真下へシロアリが集まって来る様だ。
基礎から土台へシロアリは上がり蟻道を作る。
蟻道を見つけられて駆除されると、ヤマトシロアリの場合は同じ場所には出没しなくなるらしい。
ところが、イエシロアリはそんなにヤワではなく、巣が隣近所へ点在し、ひとつの巣を撃退しても営業所だったりして本店が残っていて営業を続けるらしい。
イエシロアリは日本では千葉房総から小笠原、西は山口の方だったか?南は台湾の方まで。がイエシロアリのテリトリーらしい。
が、温暖化がすすみ、新築の高気密高断熱が2020年に法律で義務付けられたりすると、広域化するのではないか、と言われているらしい。
公園とか山とかでボロボロの木材を時々見かけるが、あれは腐ってボロくなったのではなかったようだ。
あれはシロアリが食ったのだった。
住宅の中でシロアリ被害が多いのは玄関と土間らしい。
どちらも、土間だからだ。
土間とは床下が無く、タイルやコンクリートの表面の真下が土、という構造だ。
風呂場もタイルだと基本この土間と同じ構造なので被害が出やすい様だ。
新築から5年間は環境変化への虫の適応期なため、よく虫を見かけるらしいが、その後は落ち着いて来るらしい。
でも10年以上経ってて、突然やけに小さい虫が出てきたら、シロアリがどこかへ穴を開けた、と考えても良いのかもしれない。
衣類の虫食いって何の虫なのだろう、まさかこれもシロアリだったのか?
だって虫食いの、虫は日頃どこで生息してるのか?
シロアリが土の中で生活してて時々餌を食べるため地上へ上がっているとすると、
衣類の虫食いがまさか…と思ってしまうのだった。
玄関が最も被害が多いらしいのだが、実家の玄関の下駄箱の下の板が気が付いたらポロッと外れて小動物出入り自由となっていた時があった。
何で突然そうなる?
大工さんか何かに見てもらってふさいでもらったら虫も減った様な記憶がある。
突然雨漏りする、というのもシロアリが穴を開けたからなのか?
シロアリだったと言う話は聞いたことがない。
大工さんはシロアリと分かっててもあえて言わず、処理してたのかもしれない。
駆除してたかはさておき。
でも床下チェックが入った事が有るので多分シロアリ専門の人だったのかも。
いても騒がないだろうな。
シロアリは実は土の中、アスファルトの下、コンクリートの下、家の下で当たり前に存在するが、たまたま出てきた家は、シロアリが出た、シロアリを出した家として迫害されかねない。
二階の雨戸枠がボロボロだった。一昨年直してたが、全部は直してない。半端だよな。
雨でそこまでボロボロするか?
あれもまさかシロアリ?羽のついた蟻もやけに見かけた。
でもいるとしてもヤマトシロアリかもな。
シロアリは目がないらしいが、羽蟻のみ目があり、光の方へ向かって行くらしい。
巣の中でリストラされたのが羽蟻として追い出され、運が良ければ何処かへ営巣するらしいが殆どは補食されるらしい。
追い出されてどこかへ行ってしまうなら良いが、定着されたらやっぱり困るじゃないか。
羽蟻はほっといて良いとも言ってられないじゃないか。
新築で環境変化が起きるので隣近所で新しい家が増えると、そのたび環境変化が起こる訳で…
羽蟻見たのは1~2年前位か。
参考資料:『これで安心!シロアリ対策』神谷忠広著