SE工法がパッシブデザインという訳ではなかった。

SE工法は耐震性能が高く、後から屋内の仕切りをいくらでも変えられるという利点が有る。


が、SE工法だからと言ってデザインは決まりきったデザインひとつのみで売っているパターンもあった。
決まったデザインだから安く出来るのだろうが、
肝心の屋根の傾きがソーラーなどで利用出来ない方向で傾いてる。これはソーラーが出来ないという事よりも、壁の全面窓と出来るSE工法の利点を生かして上下マックスの窓を付けると、夏の高い太陽の光で暑くなる。冬は低い角度で太陽が入って来るので高い窓は夏暑いという以外無い。

庇も無く、北側の窓はなぜか高い位置に小さく付いてて、何の意味が有るのだろう。

北側は暑くならないので光を取り入れるには小さく高くする意味が無い。


冬の窓からの放熱を防ぐというのは分かるが、夏は風の通りも悪く暑いだろう。

暑い日本の気候では南側へ垂れる屋根というスタンダードな屋根を採用する事はそれなりの意味が有ると思う。
 
今年は5月から30℃へ達したが、南東向きの実家の西側の部屋は、午前中は東側の壁が1m位張り出してるので日陰となり、東の部屋より涼しい。
昼前から暑くなるが、太陽が高くなり小さな庇が少しの影を作り、西へ太陽が移動していく。
西側にも窓があり、これは焚き火の様な暑さが4時頃をピークとして続く。
今の季節は、の話。
夏はもっと長時間西陽で暑い。

西陽をカットする事をもう少し考えると涼しく過ごせそうだ。

古い昭和の家なので雨戸が有る。雨戸はもうずっと使っていないので朽ち果てていそうだ。
雨戸を出せば戸袋へ鳥が巣を作ってしまうし。

でもこの雨戸をうまく利用していたら夏の西陽をカット出来ていたのだ。
よく設計された家だったと、今ごろ有り難く勉強させてもらっている。
この昭和の家は、東側の張り出しの日陰と太陽の高さを計算したパッシブデザインと言える。風通しも抜群だ。2×4ではこれほど窓面積は稼げないだろう。(でもセルフビルドするなら2×4だろうな。もしくはログハウス。)

屋根だって屋根裏へ熱がのがされて部屋の暑さを和らげているのだろう。

冬の隙間風とか半端ないが。
雨戸を夜閉めてる家見てると、昼の暑い時閉めれば?と思う。

雨戸はちょっと使えそうもないので銀マットで西陽を遮光したら5℃は涼しい感じだ。
街灯とかも以外と睡眠の邪魔してたのでそれも遮れるので熟睡サポートも出来る。

遮光カーテンを買えば良いのだが、応急処置としても銀マットは効果テキメンだ。


冬も断熱で使えそうだ…

そう、家を作れるならキャンピングカーも作れるだろう。
ソファーも、棚も、テーブルも、何でもかんでも作れるだろう。

家具とか壁の一部のみが無垢材で出来ていたら、それのみでリラックス効果が有るだろう、と思う。

部屋内へ設置する耐震空間を作る骨組みが売り出されている。

と言うことは、構造的に耐震性能を満たすような4壁プラス天井と床の6面をセルフビルドでも出来るんじゃないか?と思った。

構造計算とか分からないけれど本をペラペラめくってたら計算方法も書いてあったような…

ただ、床の上へ柱を置くのでは、床が丸ごと抜ける可能性が有る。
床の上へ床を置いてる、としても耐震構造の構造物だと相当な重さだろう。

その重さを支える強度が有ると言い切れるのか?
2階へ設置する場合は下の階も同様の耐震構造物を設置する必要が有るのではないか?

ともかく、耐震を口実とした木材の壁が癒しの空間を作れるかもしれないのだった。

まぁ、ここはその他のストレスがあるので癒しの空間とはならないのだが。

それと、2×4工法の手順書みたいのが有るらしいのだが、それと同様SE工法にもあるみたいなのだ。

と言うことは、SE工法というのも、2×4がはやったのと同じはやり物なのか?

日本の古くからある工法が本当は最強なのだろう。
新しい工法は先の事は保証できない。
SE工法はビルなどの設計と同じ様、構造計算をした上で設計されている事が素晴らしいのだが、

ビルとは材料が違うし、ビル自体も1000年とか持つのか?金属疲労とかで傷むとか無いのか?

木と金属の接合部で錆びと腐食と金属疲労など起こったら接合部がもろくなり、全く構造上の耐久力は無くなると思ってしまうのだが…

あれならログハウスのがまだ耐震性能が上なのでは?と思えてしまう。

とは言っても、木材が腐食したりシロアリが食ってしまったら耐震性能も何も無いし。




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